理由なんて聞けるわけないだろう!!

表題だけ見ると、何のことかわからないですよね。
正解は、年度の収益見込みを提出するために残業しているオフィスで響いた部長から課長への怒鳴り声です。真相はというと、課長が部長に対して、この忙しいタイミングで、副社長から降りてきた突然のタスクに、これをやらなければならない理由を知りたいということに対して、部長がキレて「副社長に理由なんか聞けるわけがないだろう!」と放ちました。一瞬、理不尽に思うかもしれませんが、よくよく考えてみると、確かにそうだなと思う側面もあるのです。その「そうだな」と思う理由について書いてみます。

一般的に、仕事を依頼するときは、背景と目的をセットで話すようにしましょう、とか、場合によってはやり方まで伝えないといけないというときもあるでしょう。それはあくまで「作業」のレベルです。
経営者から管理職に降りてくる仕事というのは、会社をどの方向に持っていけばよいかを提案してほしいという意図が含まれます。依頼内容から、外部環境、会社の現況、会社の方針など関係する事象を踏まえて、そのタスクを自分なりに解釈する必要があります。タスクの背景と目的を定義して、会社として進む方向を提案するということが望まれています。もちろん、経営者は忙しいというのも大きいですが、考えることが無数にあり、それらすべてを整理しドキュメント化し社内合意を取り前に進めることはほぼ不可能です。そんな経営者がやりたいことを具現化すること、つまり、代理役を依頼されているのです。
私も経営企画室の時に、社長からの指示で部長経由でやってきたメールを今でも覚えています。
「Whole African strategy to next strategic meeting」

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